「分岐点」

2004年1月20日
ただひたすら泣きました。

自分から言い出した言葉だったのに

これほど自分に返ってくるとは

思ってもみないことで

 
 
さよならを告げた跡

傷は深く残るけど

いつか癒えていくから

遠い先の私が微笑んで

今の私を思い出せるように

だから今だけは

思いきり泣くことを赦して

「今在る処」

2003年12月25日
現状に安穏としていてなにが満足?

外を知らずに狭い箱庭の中

ただ温い空気の中で日常を送る


少し視界を広げればそこはきっと

荒れ狂う大地の中

一歩踏み出して変わるものがあるのなら…


進もう


道は限りなく広がっているから
ボク達には終わりがあることを

ココロのどこかで感じ取っている。

いつかはわからない

終わりがやってくるその時まで

キミと ともに

ただ今を…

「オモイデ」

2003年12月1日
オモイデは色褪せないというけれど

そんなのは嘘だと思う


だってどんどん薄れていく

キミの言葉も

表情も

温もりさえも

はっきりとは思い出せない


ただあの頃の淡く儚い想いだけが

ボクの中に残って…

時折痛みとなってボクの心を揺さぶる


「自己分析」

2003年11月26日
覆い隠した傷を曝して

思い出したくない過去を抉じ開け

目に見えない血を流し

涙を流し


隠した傷をうまく修復出来たなら

過去のボクと向き合うことが出来たなら

少しは強くなれるのかな

もう少し自分を好きになれるのかな

「フラット」

2003年11月25日
メトロノームのような

規則的な音に憧れる。

一定のリズムを崩さず

坦々と音を刻む。


私もそうでありたくて

内に秘めた想いを隠し

今日も私は無理して微笑う。

伴う痛みは・・・

2003年11月20日
痛みを伴うけれど

どうしても言わなくてはならないことってあるんだと思う

真実というのはきっと「それ」で

包み隠していても

いつかは告げるときが来る


生温い友情など望んではいないから

それはきっと

懺悔のような告白



…キミは、どう、受け止めてくれるのだろう


プールの底

2003年11月17日
プールの底から見る世界は

光を反射してとてもきれい

ゆらゆらと昇っていく

吐き出された息でさえ

とてもきれい


・・・ただの二酸化炭素のくせに


世の中に絶対的に汚いものはないのだと

気づかされ

少しだけ期待してしまう

私の中のきれいなかけら

誰かが見つけてくれるのではないかと

涙を流すのは・・・

2003年11月14日
涙を流すのは

悔しいからなのか

苦しいからなのか

誰かに解って欲しいからなのか。


言葉では伝えられないコエを

誰かすくってくれる人はいるのだろうか。


そんな願いを抱きながら

ボクは泣くことで

少しずつなにかを諦めている。



人を好きになったときには

その人の傷口が見たいと願う

うすっぺらな保護膜で覆っているだけの

微笑みの下に隠した傷口に触れたいと思う


ものすごく傲慢なことかもしれないけれど

その人の傷口を埋めることができたなら

分かち合えることができたなら

ずっと添い遂げられると思うのです


上辺だけの好きという感情なんていらない

人を好きになったときは

そうでありたいと願う


「ホウワ」

2003年11月4日
キミがいるだけで

満たされる


言葉はなく

そばに在るだけ


本のページをめくる音

微かな呼吸音


小さな白い部屋の中

ボクは満たされている

「コトダマ」

2003年11月3日
キミの言葉は

何気ない一言でさえも

他の人とは違う


そんなに口数が多くはないからなのだろうか

その一言に重みを感じるのは


掠れた吐息交じりの言葉にも

なんてことのない挨拶にも

キミの心が映し出される


キミの言葉には

コトダマが 宿っている

「ヌクモリ」

2003年11月1日
あまりにキミがゆっくりと息を吐き出すから

いつか、ふ・・と止まってしまうのではないかと思えて

キミの温もりを求める


ボク達が触れ合うのは

存在の確認

生の証明


たどたどしくも命を灯し続けるキミに

愛しさを覚えて

ただボクは共にあることを願う

「シロ」

2003年10月4日
白い廊下、白い壁

真っ白なカーテンにシーツ

そんな場所でボクはキミに出会った。

シロで埋め尽くされた部屋で

何よりもキミは白く・・

ただ、その存在に目を奪われた

「ハジマリ」

2003年10月2日
運命という言葉で片付けたいものではなく

奇跡という言葉で終わらせたいものではない


ただ、季節を共に重ねていけることに

途方もない喜びを

ただ、キミの傍に居られることに

無重の幸せを


日常が日常でなかったあの頃

これは

キミと

ボクの

ハナシ


「ウタ」

2003年10月1日
ウタが、聞こえた

歌詞をたどたどしくなぞるそれは

幼かった自分を思い起こすようで

微笑ましい


遠い昔。キミと歌ったウタ

つられてふと口づさむ

突然紛れ混んだ音に歌の主は驚いて

嬉しそうにふわりと微笑った


そう。これは昔キミとボクが歌ったウタ

キミと、ボクの

ウタ

今日の日記

2003年6月19日

傷口を曝け出すのは

何も怖くないんだ


キミにその傷口を

恐れられるのが怖いんだ



今日の日記

2003年6月11日
お願いだからボクのこと好きでいて

嫌いにならないで・・

頭の中はそれだけで

キミの言葉に過敏に反応して

キミを苦しめる

望んだものはこんな形ではなかったのに・・


NO TITLE

2003年6月10日
変われないことに苛立ち

変われることにほっとして

変わってしまったことを嘆く


本当はどうしたいんだろう

今日の日記

2003年6月8日
何もない訳ではない

確かに手にしているものはあるのに

まだ足りないようで

わがままな子供のように

手を伸ばす

そんなボクを

だれが救ってくれるというの・・?

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蓮

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